こんにちはエルティーブのゼンです!
以前紹介したビートルで参加した映画のヘアメイクの続きのお話を、ABEMAでの無料公開も終わったところで綴りたいと思います!
今回のヘアメイクは打ち合わせから参加させてもらいましたが、登場する人物のイメージや各シーンの内容・ストーリーの流れを大事にしてヘアスタイルやメイクなどの細かな方向性を監督と一緒に決めていきました。
ナチュラルといっても登場人物のキャラクターによって差はあるので、その辺を登場人物の年齢や性格、バックボーンなどを踏まえて作りあげていく事を意識しました。
この辺はサロンワークと繋がっていて楽しくできました!
撮影現場で主演のソウジ・アライさんのヘアのお直し中
また、例えばちょっと悲しいシーンなのに、ヘアメイクが元気いっぱいな感じだとなんだか違和感がありますよね?
すーっとその世界観に馴染むように、見た人が役者とストーリーに没頭できるように・何より世界観を大事にして取り組むことを自分の中でテーマにしていました。
また撮影現場でのヘアメイクは事前にやってお終いというわけではなく、作品内では同じシーンで連続した流れで映っていたとしても実際には、撮影した日にちも違ったり、カット割りが違ったりするので、その際に分け目が違うとか、前髪の具合や毛先の処理など、客観的に見て違和感なくつながるように注意しなくてはいけません。
またレンズを通してみたときの印象の違いなんかもあります。
長時間撮影していればヘアもメイクもさすがに崩れてきます。
その点もあってずーっと撮影中はモニターとにらめっこして気を張っていました。
カットの合間で女優の希咲美奈さんのヘアの調整中
メイク担当の羽川さん・モニター越しに確認中
今回はここまでですが、また撮影現場の雰囲気などが伝わるレポートを上げれたらと思います!ぜひまたご覧ください!
ロケ地の道の駅にてヘアメイクをスタートする準備中のメイク羽川さん